PLEOCENE

絵と音楽とユーモアと

甘く美しい恋の旋律 ARMANDO TROVAJOLI : SEI MESI DI FELICITA

イタリアの海岸

Photo by Noah Mayer on Unsplash

 

みなさん こんにちは
今日も 見に来ていただいて ありがとうございます。ダンケ・シェーン
イタリアの映画音楽作曲家といえば誰を思い浮かべますか?


まずは、ニーノ・ロータ( Nino Rota )、エンニオ・モリコーネ (Ennio Morricone )
そして、ステルヴィオ・チプリアーニ( Stelvio Cipriani )、
さらに、アルマンド・トロヴァヨーリ( Armando Trovajoli )、ピエロ・ピッチオーニ( Piero Piccioni )。


今回ご案内する曲は、アルマンド・トロヴァヨーリ(Armando Trovajoli) 作曲の
映画ジェラシー( DRAMMA DELLA GELOSIA )のサウンドトラックより「6ヶ月の幸せ」( SEI MESI DI FELICITA )です。

これは1970年に公開されたイタリア映画。
ローマを舞台に男女の恋のもつれをコメディタッチで描いています。
監督はエットーレ・スコラ、その音楽を担当したのがアルマンド・トロヴァヨーリ
「6ヶ月の幸せ」( SEI MESI DI FELICITA )はテーマ曲のボサノヴァ・アレンジバージョンです。
ボサのリズムに甘くて美しくちょっと切ないメロディ。
私はトロヴァヨーリの音楽の中で、「女性上位時代」(La Matriarca)のテーマも捨てがたいですがこの曲が一番好きです。

 


Armando Trovajoli - Dramma delle Gelosia

 

トロヴァヨーリの映画音楽は、
日本では1965年公開のイタリア映画「黄金の七人」(Sette uomini d'oro)のテーマがよく知られています。フリッパーズ・ギターというユニットが「恋のマシンガン」でこの曲のスキャットをモチーフにしていました。

 

アルマンド・トロヴァヨーリ( Armando Trovajoli )
1917年ローマ生まれの作曲家。1950年代から映画音楽を手がける。
エットーレ・スコラ監督の映画音楽を30年以上にわたって担当。

参考文献:「ジェラシー」サウンドトラック盤 ライナーノーツ

 

オリジナル・サウンドトラック「ジェラシー」
DSDリマスタリング、未発表6曲を収録して2014年Rambing RECORDSより再発。

次回はJAZZYなお洒落サウンドピエロ・ピッチオーニ( Piero Piccioni )をご案内します。
では股!