©Ray2020 透明水彩絵の具
みなさん こんにちは
見に来てくれて オブリガード
どうもありがとうございます
今週のお題「SFといえば」
SFアニメーションといえば、
劇場版「銀河鉄道999」と「さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅」。
この2作品は欠かせない大傑作です。
漫画版とTVシリーズの999よりもSF色が強くなっています。
松本零士先生のSF世界観とスペースファンタジー。
そしてアクションと恋愛ストーリー。
映像、ストーリー、音楽、魅力のあるキャラクターと今見ても素晴らしく、
手描きのアニメーションとしても最高のクオリティです。
さよなら銀河鉄道999はストーリーとしては
ちょっとピリッとしません。
それは機械化帝国の黒騎士ファウストの位置づけが微妙だったからだと思います。
主人公の星野鉄郎と敵対する機械化帝国の将軍として黒騎士は登場。
女王プロメシュームやメーテルの信用のおける部下で、
鉄郎にはとても紳士的な態度で対応。
そして鉄郎の父親でもあるのですが、この事実を知らないのは鉄郎だけ。
女王やメーテル、ハーロックやエメラルダスも知っているが鉄郎には伝えない。
第一作では女王プロメシュームとメーテルの対決が母と娘の対決。
第二作ではクライマックスで黒騎士と鉄郎は対決。黒騎士と鉄郎の父と息子の対決なのが、鉄郎は父親と知らずに一敵兵として戦う。
ここで事実を知って戦うのとでは、かなり違った印象になり
ストーリー展開が引き締まったのではと感じました。
音楽もとても良くて、
第一作目はTVシリーズを担当した青木望氏。フランスやイタリア映画のような甘く美しい旋律が印象的。
そして、さよならを担当した東海林修氏の曲も好きで
「再会」「青春の幻影」「光と影のオブジェ」は耳コピをしてシンセで弾きました。
「再会」はわからない部分がありましたが、999の楽譜集を古本屋で見つけて購入。
「よし!これで弾けるぞ」と思って
よく見たら弾きやすいように移調されていました。
それを参考にしながら、元の曲の調に戻して弾くという事をしてました。
東海林修氏は、さよなら銀河鉄道999のサントラをシンセサイザーで演奏したアルバム「DIGITAL TRIP~さよなら銀河鉄道999シンセサイザー・ファンタジー」を発表し大ヒット。
ここから80年代のアニメ音楽をシンセでアレンジしたデジタル・トリップシリーズが次々と作られました。どこか懐かしい初期のテクノサウンドが今聴くと新鮮です。
私は超時空要塞マクロスシリーズが好きでした。
銀河鉄道999の主題歌はゴダイゴが担当して大ヒット。
さよなら~はメアリー・マクレガーが担当。劇中では未使用のLOVE LIGHTも良い曲です。
ピアノ演奏とピアノアレンジは羽田健太郎氏。
このアルバムの中でも屈指の傑作になり大変満足している(東海林修氏談)
おまけ:
藤子不二雄先生はSFを「少し不思議」という解釈で短編を描かれています。
以前、ラジオ番組「ロックばん」で高見沢俊彦さんがとっても面白いんですよと絶賛されていました。
それでは股