PLEOCENE

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絢爛豪華で幸せ感あふれるサウンド METROPOLIS feat. THE SWEETHEARTS :The Greatest Show On Earth

ニューヨーク

Photo by Alyssa Smith on Unsplash

 

みなさん こんばんは
今日も見に来てくれて ありがとうございます。
今回ご案内するのは、METROPOLIS feat. THE SWEETHEARTSの「The Greatest Show On Earth」です。

 

 

1970年代の中頃からドイツ・ミュンヘンで誕生した、
シンセサイザーを導入したエレクトロニックなディスコ・サウンド、「ミュンヘンサウンド」。
ジョルジオ・モロダーと共にそのサウンドを牽引してきたソー・バルダーソンが、
アメリカの名ディスコ・リミキサーのトム・モウルトンと組んだプロジェクトがMETROPOLISです。
アメリカNYのディスコレーベル「サルソウル」でユーロ・ディスコとフィリー・ディスコの融合をテーマに、1978年にアルバム「The Greatest Show On Earth」が制作されました。

 

シングルの第1弾として発売されたのが「I LOVE NEWYORK」。
これは「I LOVE NY」のLOVEが赤いハートのマークになっているグラフィックデザインでおなじみの、1977年のNY市観光キャンペーン・ソングのディスコ・カバー曲です。
日本では1979年日本航空のNYキャンペーン・ソングとしてCasiopeaがカバーしました。向谷実氏がボコーダーを使って「I LOVE NEWYORK~」と歌っています。

 

このアルバムは良い曲が多く収録されていて、
壮大なオーケストラと女性ボーカルで幸せ感溢れるディスコ・ナンバー「The Greatest Show On Earth」
宇宙的なシンセの音が印象的なメロウなサウンド「Was That All」
アダルティーフュージョンサウンドで、メロディを奏でるホーンと女性コーラスが渋い「Go Get It」
陽気でキャッチーなディスコサウンドの「I Love New York」
ほか、全曲捨て曲なしです。

その中から、ユーロ・ディスコとフィリー・ディスコの融合がわかりやすい曲をどうぞ

 


Metropolis - The Greatest Show on Earth

 


参考:アルバム「The Greatest Show On Earth」ライナーノーツ