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スティーヴ・ジャンセン氏が完成・発表した高橋幸宏さんの1982年の未発表曲:Impossible Until It Happens 

高橋幸宏&スティーヴ・ジャンセン stay close

 

Impossible Until It Happens 高橋幸宏氏に敬意を表して

Impossible Until It Happens
この曲は高橋幸宏さんが1982年にCM用に作った未公開のデモテープを元に、
2023年に Steve Jansen(スティーヴ・ジャンセン)氏が完成させました。
AIプログラムを使用して各トラックごとに分離させて、
追加演奏や幸宏さんの大ファンでもあるMarco Machera(マルコ・マチェラ)氏のボーカルをミックス、高橋幸宏さんのオマージュとして完成させたそうです。
現在、 Steve Jansen氏のSoundCloudにて公開中。

 

音楽:高橋幸宏 
作詞・作曲:Marco Machera

高橋幸宏 : キーボード
細野晴臣 : エレキベース
Steve Jansen : ドラム&パーカッション、追加シーケンサーシンセサイザー、コーラスボーカル
土屋昌巳 : エレキギター 
立花ハジメ : サックス
Marco Machera : リードボーカル、サンプル、追加シンセサイザー

soundcloud.com

 

最初聴いた時は、ジャンセン氏がメンバーだったバンドJAPANの82年発表のアルバム「Tin Drum ブリキの太鼓」の雰囲気だと思いました。
何度も聴いていると、幸宏さんの1983年発表のシングル「Are you Receiving Me ?」のB面の曲「And I Believe in You」のサウンドを連想しました。

1982年、幸宏さんにスーパーニッカ・ウヰスキーのCMソングの依頼がきて、
1年間タイアップで制作されたのが、
順番にAnd I Believe in You、Are you Receiving Me ?、蜉蝣、前兆の4曲。(アルバム薔薇色の明日・紙ジャケ復刻版 ライナーノーツより)
今回のデモテープはカセットのラベルにM-1と書かれているので、
この曲が最初に制作。その後And I Believe in You、Are you Receiving Me ?
が作られたと推測してます。

ティーヴ・ジャンセン氏が解説していますが、
リズムとベースはGlass(1981年発表のアルバム「NEUROMANTIC ニウロマンティック~ロマン神経症」に収録の曲)。
サビの部分はまさに幸宏さん節炸裂でカッコいいです。

歌詞は高橋幸宏さんの事を歌っているように感じました。
一部を紹介すると

My absent friends
You're here but gone

A lasting bond no matter whatsoever
No matter whatsoever

不在の友人たち
あなたはここにいるのに去ってしまった

永遠の絆
何があっても

 

ティーヴ・ジャンセン氏の解説はこちらを参照してください。

Stream Impossible Until It Happens by Steve Jansen | Listen online for free on SoundCloud

 

参考曲紹介

The Art of Parties JAPAN


The Art of Parties JAPAN

 

And I Believe in You 高橋幸宏


And I Believe in You 高橋幸宏

 

Glass 高橋幸宏


Glass 高橋幸宏

 

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