PLEOCENE

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細野晴臣さんのエキゾチックなアルバム・トロピカル三部作

細野晴臣 泰安洋行

 

Happy Birthday to Hosono san!
7月9日は細野晴臣さんのお誕生日。
ということで今回は細野さんのエキゾチックなトロピカル三部作のアルバムの中から3曲紹介します。

まずは1975年6月発売のソロ2作めのアルバム「トロピカル・ダンディー」から。
LPの頃のB面はほぼ、映画「宵待草 よいまちぐさ」の音楽集になっています。

「北京ダッグ」
イデアのヒントは藤子不二雄の読み切りマンガから。
リズムはバイヨン。
バイヨンは1950年代に大流行したブラジルのダンス・リズムです。

 


北京ダッグ

 

次は1976年の3rdアルバム「泰安洋行」よりタイトル曲「泰安洋行」。
アルバム名は長崎の中華街にあった雑貨店の名前から。
細野さんはこのアルバムではやりたいことはやりきったので、とても気に入っているそうです。
ただ、当時はセールスが良くなくて楽曲も気持ち悪いと評判は良くなかったとか。

 


泰安洋行

 

最後はクラウンからアルファレコードに移籍して発表された1978年発表の「はらいそ」
収録曲のファム・ファタールではドラムスは高橋幸宏さんが担当、
キーボードは坂本龍一さん。
録音が終わった後、細野さんは二人を自宅に招いてYMOの結成の誘いをしました。

「はらいそ」
制作当時の、何もなかったお台場から都心の夜景を眺めた時のインスピレーションで作られたそうです。


はらいそ

 

参考文献:ハリー細野 クラウン・イヤーズ 1974-1977 解説書

 

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