PLEOCENE

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幻想的な冬の始まり 高橋幸宏:冬のシルエット

高橋幸宏

 

今回紹介する曲は高橋幸宏さんの「冬のシルエット」です。
1985年11月1日発表のアルバム「ONCE A FOOL, …遥かなる想い」の収録曲です。
スポンサーで本格的にシンセに参入してきたCASIOのシンセサイザーCZを使用しています。
このアルバムは幸宏さん初の歌詞は全曲日本語(カバー曲は除く)。
実験的ではなく、いかに普通(の曲)に作るかという
幸宏さんにとっては過激なアプローチで制作されました。
トッド・ラングレンTodd Rundgren)の「I Saw The Light」のカバー曲を収録。
幸宏さんのドラムサウンドが完成されたアルバムでした。

 

参加ミュージシャンは、
坂本龍一細野晴臣大村憲司佐藤博矢口博康、Rodney Drummer、
バックコーラスでJanice Pendarvis、Dolette McDonald、越美晴、当山ひとみ、当山けいこ(敬称略)

 

アルバムはインスト曲「遥かなる想い」から始まり「冬のシルエット」へ。
この曲の並びが幻想的で気に入ってます。
秋が終わりに近づく11月頃になると聴きたくなります。
この曲は、映像が先に浮かんでそれを元に作られています。
ティアーズ・フォー・フィアーズの影響を受けていると幸宏さんは語っていました。

 

遥かなる想い

 

冬のシルエット

参考資料:1986年1月O.A NHK FM 高橋幸宏ライブ1985 インタビュー
     YUKIHIRO TAKAHASHI in T.E.N.T YEARS 19851987 ブックレット

 

 

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