PLEOCENE

絵と音楽とユーモアと

早春

着物姿の女性

2022年 水彩色鉛筆・クリップスタジオ ©Ray2022

 

みなさん おはようございます
見に来てくれて ダンケシェン
どうもありがとうございます

 

春らしく着物姿の絵です。
水彩色鉛筆でラフに描いた後にクリップスタジオで着彩しています。

私のもうひとつのブログ・アメーバブログでは時々ミニコントを書いています。
今回はそのコントをお送りします。
登場人物がちびまる子ちゃんのキャラなのは、読んだ人がイメージしやすいからです。
それでは どうぞ~

 

ニコント劇場 ちびまる子ちゃん「ひなまつり」

 

とある休み時間の教室。
山田「あかりをつけましょ~しょんぼりと~♪」
まる子「山田~。しょんぼりと~じゃなくて、ぼんぼりに~だよ」
山田「あっ、そうか。ダハハハハ」
そう笑いながら、走り去ってしまった。

まる子「しょんぼりと灯りをつけたら、五人囃子の笛太鼓も寂しい音色を奏でちゃうよ。
ペペン ラーラーラーラーラララ ペペン ラーラーラーラーラララ ドゥン♪」
たまちゃん「なんだか不気味だね」
まる子「ホラー映画サスペリアのテーマのイントロだからね」
たまちゃん「太鼓の音が気持ち悪いよ」
まる子「楽しい雛まつりどころか、稲川淳二の怪談まつりが始まっちゃうよ。
それは4、5年前の春の初めの、桜が咲いている生暖かい日の事。
薄暗い部屋のボンボリにスゥーッと灯りをつけたんです。
ボンヤリとひな壇が見えてきましてじぃーっと見ていると、人形の一つと目があったんですね。
そうしたら、その人形が……」
たまちゃん「それは嫌だなぁー。怖いなー怖いなー。夏まで待ってほしいね」
まる子「もう、ザキヤマ春のパン祭りだって、松たか子が夜な夜な井戸の前で白いお皿を数えちゃうよ」
たまちゃん「まるで番町皿屋敷だね」
まる子「1ま~い、2まぁ~い、3まぁ~い……あぁ、1枚足りない……。
何回数えても1枚足りない……。
点数シールがあと1枚足りない……今年はあの白いスマイルボウルなのに~」
たまちゃん「お皿じゃないんかい!」
まる子「それで、揃わないシールは紙切れと同じだってエイッと井戸に全部投げ捨てちゃったんだ。
そして家に入ろうとしたら、左足の小指を引き戸に思いっきりぶつけちゃって。
あぅ……もう今日は踏んだり蹴ったりだわ……ぶつけた小指をさすりながら、ふと足の裏を見るとあったんだよ。
点数シールが1枚。
くっついていたんだよ。今更シールが出てきても他のシールは捨てちゃったからね。
これじゃ雛まつりじゃなくて後の祭りだよ……トホホ……。
松たか子はとっても悔しくて、しょんぼりと灯りをつけたんだって」
たまちゃん「おぉ~最初に戻って無限ループだ」

そこへ歌いながら駆けてくる山田くん。
「オダギリさ~まとお雛さま~。ふ~たり並んで すまし汁~♪
う~ん、具沢山でとってもデリシャス! 土井善晴先生 オイラもおかわり!」
まる子「山田は今日も楽しそうだね」
たまちゃん「そ、そうだね……」

 

それでは股