PLEOCENE

絵と音楽とユーモアと

坂本龍一さん 永遠に……

坂本龍一さんのイラスト・水彩画

2023年 透明水彩 ©Ray2023

 

みなさん こんにちは 
見に来てくれて
どうもありがとうございます

 

2023年3月28日に坂本龍一さんがお亡くなりになったという訃報を聞いて
大きなショックをうけました。
回復を願っていましたが、そうはならず……

 

私が坂本龍一さんの訃報を知ったのはラジオ番組を聞いている時でした。
TOKYO FMの番組「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」。
ゲストはふなっしーでハードロックの話題で盛り上がっていました。
ふなっしーは目覚まし時計がわりにCOMPLEXのBE MY BABYのライブ版を流しているんです。
最後にBE MY BABYを聴いてみましょう。
BE MY BABY BE MY BABY と曲がかかったところで、
ニュース速報が繰り返し流れてきました。
坂本龍一さんが亡くなられていたと。
それまでラジオ番組で楽しんでいたのが一転、衝撃で頭の中が真っ白になりました。

 

現代音楽からポップスまでジャンルにとらわれずに幅広い音楽を創られていた音楽家
私の知る限りは坂本龍一さん、ただ1人だけです。
アルバムごとに音楽のスタイルが違っていて、
今度はどんな風になるんだろうと、毎回楽しみにしていました。

 

坂本龍一さんは10年位前だったか、ドラマ「相棒」にハマっていて
日本から録画した映像が送られて来るのを楽しみにしていると
語っていました。

 

また、1990年前後だったか坂本さんのラジオ番組でリスナーからの、
「音楽の良い練習方法を教えて下さい」というお葉書で、
教授は「僕はアドバイスはしないことにしているんです。
友人の娘さんが音楽をやっているのでアドバイスをして欲しいとしつこくせがまれたので、
『普段聴いている音楽で、自分もそのメンバーの1人になったつもりで
自分だったらどんなふうに演奏するのか考えながら弾くと良いんじゃないかな』と答えました」
コード進行を理解した上で、アドリブ的に新たに音を付け足すんだと、
記憶に残っています。

 

今回は哀悼の意を表して坂本龍一さんの水彩画を描きました。
1995年の頃の教授です。

 

坂本龍一さんのご冥福を心よりお祈りします。